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doctor診療理念
「患者様の訴えがすべて」
このことを当院は大切に考えています。患者様の訴えと真摯に向き合い、検査・治療に繋げて参ります。
「地域のかかりつけ医」として、開院以来、35年以上かけて築き上げてきた患者様との信頼関係を、これからも維持しつつ、地域の皆様から信頼され、そして愛される医院を目指します。
doctor院長紹介
院長(阿部 邦昭)
昭和57年7月に生駒で阿部診療所を開設し34年が経ちました。
振り返れば診療所にとって色々なことがありましたが、大過なく診療を続けられたのは一重に皆様のご支援によるものと感謝致しております。
私は昭和43年に大阪市立大学を卒業し、医学部第3内科(消化器内科)に入局しました。同科は消化管グループと肝胆膵グループに分かれており、私は消化管グループに所属し、十二指腸内視鏡検査を担当しておりました。内科の診療の傍ら、週に一度放射線科に出向き、消化管X線診断も行っておりましたが、放射線科に転科するよう同科より要請を受け、その後、放射線科医として学位(医学博士)を授与されました。論文主題は「ヨード造影剤の消化管からの吸収および尿中排泄について」であります。恩師 故 玉木正男教授は日本屈指の放射線医学会の権威で、欧米でも名の知られた方です。慶応大学助教授、岐阜医大教授、長崎大学教授病院長、大阪市立大学教授病院長を歴任され、最後は放射線影響研究所(元広島原爆病院)理事長を務められました。先生は常々「X線写真は隅々まで注意深く読影しなさい。とんでもない宝物(所見)を見つけることがありますよ」とおっしゃっていました。私は先生の教えに従い、胃がん検診の胃・肺がん検診の肺に縛られることなく、その他の部位も注意深く読影しております。
平成28年4月1日より息子、洋介(副院長)と一緒に診療することとなり、当診療所も拡張リニューアル致しました。副院長は主に内視鏡検査を担当し、私はX線診断を担当します。近年、消化管診断は内視鏡検査に重点が置かれるようになっており、早期がんの発見や場合によっては直ちに治療もできるという点で大変優れた検査法であります。一方、X線検査は放射線被ばくという重大な欠点がありますが、この検査法には内視鏡検査を凌ぐ多くの能力を持っています。例えば、進行の早いスキルス胃癌の診断には内視鏡検査より有用な場合がありますし、主目的の撮影臓器以外の部位を読影することにより、骨病変・胆石・膵石はもとより、腹部大動脈瘤・悪性腫瘍等の転移なども診断することができます。一部撮影されている胸部の読影に関しても肺炎や肺癌を見つける場合があります。その様なことから、私は副院長に「内視鏡検査は井(胃)の中の蛙になるぞ」と皮肉ったことがあります。
内視鏡検査とX線検査、そこにエコー検査を組み合わせれば、多くの疾患を早期に正確に診断できるものと考えております。これから、二人で頑張って診療致しますので、ご指導・ご鞭撻の程宜しくお願い申し上げます。
院長:阿部 邦昭
院長経歴
学歴
- 昭和36年3月
- 大阪府立住吉高校 卒業
- 昭和37年4月
- 大阪市立大学医学部 入学
- 昭和43年3月
- 大阪市立大学医学部 卒業
- 昭和54年3月
- 大阪市立大学医学博士(医学)の学位を授与される
職歴
- 昭和43年4月
- 大阪市立大学医学部第三内科 研修生
- 昭和48年4月
- 大阪市立大学医学部放射線科 研究医
- 昭和52年4月
- 大阪市立大学医学部放射線科 助手
- 昭和54年4月
- 大阪府医師会臨床検査センター 副所長
大阪市立大学医学部 非常勤講師
- 昭和56年4月
- 国保連合会生駒総合病院 内科医長
- 昭和57年7月
- 阿部診療所 開設
- 現在に至る
主な医師会関係役職歴
- 平成10年4月1日~平成16年2月29日
- 生駒市医師会理事
- 平成10年3月1日~平成14年2月28日
- 奈良県医師国保組合議員
- 平成14年3月1日~平成16年2月28日
- 奈良県医師会予備代議員
- 平成16年3月1日~現在
- 奈良県医師会裁定委員
doctor副院長紹介
副院長(阿部 洋介)
初めまして。奈良県生駒市・阿部診療所の副院長、阿部洋介です。当院では主に、内視鏡検査を担当しています。平成11年より、大阪医科大学消化器内科へ入局し、消化器病の患者様に対して、内視鏡検査・処置・治療を中心に、全身管理・薬物治療・緩和ケアにおよぶ多方面で研鑽を積んで参りました。これまで、私を支えてくださった諸兄の皆様に感謝申し上げるとともに、生駒という地に根付いた「プライマリケア」の中で、その経験を発揮していかなければならない責任も同時に感じております。
内視鏡検査は、検査を担当する医師の経験・技術により、結果が左右されるシビアな検査です。これまで私は、大阪医科大学にて18年間、大腸腫瘍(大腸腺腫、大腸がんなど)に対する内視鏡検査・内視鏡治療(ポリペクトミー、EMR、ESD)を中心に、各種消化器疾患に関わり、食道・胃・十二指腸・肝胆膵(腹部エコー検査・腹部血管造影検査・ERCP/PTCD)・小腸(カプセル内視鏡・ダブルバルーン小腸内視鏡)、そして大腸の診断・治療に携わって参りました。こうして積み上げてきた実績、そして失敗も含めた経験を発揮し、地域密着型のクリニックとして、皆様に「心の通った医療」をお届け致します。
副院長:阿部 洋介
副院長経歴
学歴
- 平成4年3月
- 大阪星光学院高等学校 卒業
- 平成5年4月
- 大阪医科大学医学部 入学
- 平成11年3月
- 大阪医科大学医学部 卒業
- 平成15年4月
- 大阪医科大学大学院医学研究科博士課程 入学
- 平成16年4月
- スウェーデン・カロリンスカ大学 海外留学
- 平成17年3月
- 大阪医科大学大学院医学研究科博士課程 帰学
- 平成19年3月
- 大阪医科大学大学院博士課程単位取得退学
- 平成24年3月
- 博士(医学)の学位を授与される
職歴
- 平成11年5月
- 大阪医科大学付属病院 臨床研修
- 平成13年5月
- 医仁会武田総合病院(消化器内科) 医員
- 平成15年4月
- 仙養会北摂総合病院(消化器内科) 医員
- 平成16年4月
- スウェーデン・カロリンスカ大学付属病院(消化器内科) 研究員
- 平成17年4月
- 大阪医科大学(内科学Ⅱ教室) 専攻医
- 平成19年4月
- 大阪医科大学(内科学Ⅱ教室) 助教(准)
- 平成21年4月
- 市立枚方市民病院(消化器内科) 副部長
- 平成23年7月
- 大阪医科大学(内科学Ⅱ教室) 助教
- 平成27年3月
- 大阪医科大学(内科学Ⅱ教室) 講師(准)
- 平成28年4月
- 阿部診療所(消化器内科増設) 副院長