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interviewドクターに聞く診療への思い

奈良県生駒市にある阿部診療所では、現在、阿部邦昭院長と息子である阿部洋介副院長の医師2名体制で診療を行っています。
副院長は消化器病専門医・内視鏡専門医の資格を持ち、視鏡検査担当医として胃カメラ・大腸カメラ検査を積極的に行い、地域の皆様のがんの早期発見に努めています。
平成28年4月より阿部診療所の診療に加わった副院長に、普段、どのような思いで診療されているのか、また医院の診療理念や内視鏡検査へのこだわりなどをおうかがいしました。

医師である父の姿に感銘を
受け、医療の道へ
がんの早期発見に
繋がる医療が
提供できる医院を目指す
医師を目指されたきっかけは?

小学校高学年ごろから医師である父の姿を見ていて、よく職場にも連れて行ってもらいました。
父は放射線科だったので、実際の検査・治療の風景などは見ていませんでしたが、子供心に「かっこいいな」と思っていました。

祖父が建築の世界で名の知れた人だったので、そちらの道を考えたこともありました。
祖父のことも、父と同じくらい「かっこいいな」と思っていました。
ちなみに、開業当初の診療所の内装や自宅の設計も祖父が手掛けたものです。

医師と建築関係の仕事で迷ったのですが、私学の学校に進学してまわりに医師を目指す友達が多かったことが決め手となって、医師の道を目指すようになりました。

Interview01

Interview 01 医師を目指されたきっかけは?
医師になった時からから
阿部診療所へ
戻られる
おつもりでしたか?

それはある程度想定していました。
父から「継いでくれ」と言われたことはなかったのですが、その気持ちは感じていました。

Interview02

Interview 02 医師になった時からから阿部診療所へ戻られるおつもりでしたか?
副院長として今後、医院を
どんな風に
進化させていきたい
とお考えですか?

大変ありがたいことに現在、たくさんの患者様にお越しいただいていますが、今後は働き盛りの方々のご要望にもお応えできるような、そんな診療体制を整えていきたいと思っています。
具体的には私の専門である内視鏡検査を今以上に推し進めて行って、地域の皆様のがんの早期発見に繋がる医療をご提供したいと考えています。

Interview03

Interview 03 副院長として今後、医院をどんな風に進化させていきたいとお考えですか?
“心の通った医療”そして
“患者様の訴えがすべて”
ともすると忘れがちな
これらの思いを胸に、
日々診療を行う
内視鏡検査を専門に
選んだ理由は?

放射線科であった父や、建築に携わっていた祖父ではありませんが、画像的なことに小さい頃から興味があったのです。
ぱっと画像を見た瞬間の印象で診断がつけられる、しかしそれは経験を積まないと身につけられない能力。
それに強く惹かれ、また面白さも感じて内視鏡検査を専門としました。

Interview04

Interview 04 内視鏡検査を専門に選んだ理由は?
阿部診療所の診療理念を
教えてください

“心の通った医療”そして“患者様の訴えがすべて”。
この2つのキーワードを大切にしています。
これらの思いは日々診療するなかで、ともすると忘れがちになるので、これからも大事にしていきたいです。

平成28年4月に診療に加わった当時は、正直、内科診療の経験不足が否めない感がありました。
その後、生活習慣病や高齢者医療などを父から学び、そして診療を通じて患者様から教わることができました。
今後もいっそう、内科診療の実践的なところの精度を高めていきたいと考えています。

Interview05

Interview 05 阿部診療所の診療理念を教えてください
特に注力されている診療と
なると、
どちらになりますか?

やはり私の専門である内視鏡検査、そしてそれを中心としたレントゲン検査や超音波検査(エコー検査)などの画像診断です。
精度の高い検査が行えるように、画像診断機機についてほぼ最新のものを取り揃えています。
設備面で言いますと、今後は時代の流れに合わせてリモート診療を行うことも想定しています。

現在、当院へお越しになる患者様層はご高齢の方が多いのですが、内視鏡検査に力を入れることで、お仕事で大阪などへ出勤されている現役世代の方々も増えています。
これからはそうした患者様層にも気軽にご相談いただけるように、診療内容を拡充していきたいと思っています。

Interview06

Interview 06 特に注力されている診療となると、どちらになりますか?
胃カメラ・大腸カメラ検査の
同日検査が可能
大腸カメラ検査を受けられる
女性が多いのも特徴
内視鏡検査の特徴を
教えていただけますか?

事前予約が必要ですが、胃カメラ検査と大腸カメラ検査を同日に受けていただくことが可能です。
仕事などでお忙しい現役世代の方の場合、2日間休むのは難しいと思われますが、同日検査により少しでもスケジュール調整のご負担を軽減できればと思っています。
さらに土曜日にも検査を行っていますので、平日お忙しい方にも気軽に検査を受けていただけます。

あと、内視鏡検査を受けられる女性の患者様が多いのも特徴です。
定期的に通院していただいている患者様の7割程度が女性の方で、大腸カメラ検査においても女性の割合が多いです。
男性医師が検査を行うということで、女性の患者様にお越しいただけるのか少し不安でしたが、そんな心配はいりませんでした。

中学生の女の子が、お母様に連れられて大腸カメラ検査を受けられたケースもあります。
ずっと症状があり、長い間悩まれていたようですが、いよいよ大腸カメラ検査を受けに来られたのです。
中学生くらいの年齢でも、大腸カメラ検査で病気が見つかることがあります。
ですが検査への踏ん切りをつけるまでが大変で、小児科などの治療で済ますのが普通です。
幸い、その女の子の場合はお母様や祖母様が当院のことを知ってくれていて、信頼してご相談くださったみたいです。

Interview07

Interview 07 内視鏡検査の特徴を教えていただけますか?
子供でも腸疾患が見つかることは
あるのでしょうか?

中学生くらいの年齢でも、潰瘍性大腸炎などが潜んでいるケースがあります。
主治医の方が「経過観察でいい」と判断されたのかどうかわかりませんが、症状が良くならないままかかりつけの医院へ通い、なかなか治らないのである日、当院へお越しいただき検査を受けたところ病気が見つかるということは結構あります。

お子様の場合でも、症状があれば「すぐに検査を」とまでは言いませんが、悩んでいらっしゃるのなら思い切って相談してほしいです。
お子様への内視鏡検査においては、それを思い切って提案できる医師が少ないというのが実情です。
お子様が検査を怖がり、コントロールが難しいからです。
その点、私はあまり躊躇せず、「せっかくの検査の機会が失われてはいけない」という思いの方が強いので、必要な場合にはお子様であっても内視鏡検査をご提案するようにしています。

Interview08

Interview 08 子供でも腸疾患が見つかることはあるのでしょうか?
胃がん予防では
“ピロリ菌の除菌治療”
大腸がん予防では
“大腸ポリープの切除”が大事
内視鏡検査に関連して
おうかがいします。
どのような
症状がある場合、
胃がんが
疑われますか?

一番は胃痛です。
現在、胃がんという病気は減少傾向にあり、それはピロリ菌の除菌治療を受ける方が増えているからだと考えられます。
ピロリ菌は若いうちに除菌しておくことが大切で、ピロリ菌感染は若い世代には少ないものの、ゼロではありません。
会社での健診などで抗体検査陽性が出たのに、ずっと放っておかれる方がいます。
早くに除菌した方が後々の胃がん発生率を抑えられるので、放置せずに早めの検査・治療をおすすめします。
放置していた期間が長くなるほど、発がんリスクは高まります。

Interview09

Interview 09 内視鏡検査に関連しておうかがいします。どのような症状がある場合、胃がんが疑われますか?
大腸がんについては
いかがですか?

大腸がんは大腸ポリープからの発生がほぼ100%なので、大腸カメラ検査でポリープを発見次第、切除することが予防に繋がります。
なので、これまで一度も大腸カメラ検査を受けたことがないのなら、是非、検査を受けていただきたいと思います。
大腸ポリープを見つけて切除し、大腸がんを予防できることが、大腸カメラ検査の最大のメリットなのです。

反対に、大腸カメラ検査を受けたことがあり、大腸ポリープを持っていない場合には、さほど大腸がんのリスクを考えなくていいと言え、検診で経過を見ていくことになります。

Interview10

Interview 10 大腸がんについてはいかがですか?
阿部診療所にとって内視鏡検査が
とても重要な検査であることが
よくわかります

胃痛やみぞおちの痛み、背中の痛みなどは消化器内科へよくご相談いただく症状なのですが、これらの症状がある場合、胃がんや大腸がん以外にも機能性ディスペプシアや逆流性食道炎などの疾患が考えられます。
また胆のう炎、胆石症、すい炎、肝臓がん、胆のうがん、すい臓がんの可能性もあります。

このように同じ症状でも考えられる病気は多岐にわたるので、内視鏡検査だけで診断してしまうのは危険と思っていて、超音波検査(エコー検査)も組み合わせて精度を高めるようにしています。
なので、専門である内視鏡検査だけでなく、エコー検査も重要だと考えていて、最新の超音波診断装置を導入するなど内視鏡検査と同等に力を入れて取り組んでいます。

Interview11

Interview 11 阿部診療所にとって内視鏡検査がとても重要な検査であることがよくわかります
内視鏡検査は想像よりも
楽に受けられる検査
“楽な検査にする”
自信があります
最後に、HPをご覧の方へ
メッセージを
お願いします

「内視鏡検査は、想像されているよりも楽に受けられる検査です」ということをお伝えしたいです。
苦痛を抑えて検査を受けていただける技術を備えているものと自負しています。
ただ、こうした言葉だけではなかなか伝わらないのが歯がゆくて、こればかりは実際にお越しいただいて検査を受けて実感していただくしかないのですが、どうか私の言葉を“真に受けて”検査を受けてほしいと思っています。

「内視鏡検査はつらい検査」というイメージや、検査そのものに対する不安があるかもしれませんが、苦痛を抑えて安心して受けられる検査をお届けする自信があります。

Interview12

Interview 12 最後に、HPをご覧の方へメッセージをお願いします

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